初めてのレセプト
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初めてのレセプト

9月1日にドクターソフトで8月のレセプトを印刷しました。

9月1日レセプト印字出力、職員全員によるレセプトチェック。

9月2日チェックされた項目に関する修正。過誤項目に関しては

過誤理由を油井コンサルティングに問い合わせる必要があるも

のがあった。これは、入力順序、入力方法(ダブルクリックか、

ドラッグか)が指定された項目が存在したからでした。

9月3日レセプト修正印字。画面上で修正されていても、印字時

点で入力方法の間違いが、エラーとなって現れるものがあるの

でこれを修正。最後の修正は、病名があるのに病名が印字され

ないもので、これは病名開始日時よりも以前の来院で、レセプト

上に病名が印字されず、病名の日付と、レセプトの日付の違い

に気が付くのにしばらく時間がかかりました。

9月3日18時頃より総括表の印字にかかりました。ここで、私が

印字位置設定したものが、医師会経由で入手した総括表用紙で、

レーザープリンター印字に適さないものであり、同一規格である

と思って確認しなかった、医師会経由の総括表とサンヨーメディ

コムの総括表が微妙に位置ずれがあることに気が付きました。

まず、レーザープリンター用の用紙の形式で設定した国保一部

負担金の請求書は問題なく印字できました。府内国保総括表は

薄い用紙の形式で印字位置設定をしたので、薄い用紙に印字

を試みました。用紙づまりの繰り返しで、この用紙への印字は

あきらめました。府内国保総括表、府外国保総括表につき印字

位置設定修正をおこない、約90枚の総括表を印字終了したの

は夜の11時30分でした。

9月4日10時、診療所で職員がレセプトの仕訳を開始。

社保総括表で、政府管掌の患者数の間違いが見つかる。

診療所のドクターソフトが起動しないとの連絡が自宅にあり、

自宅から診療所のPCにアクセスするも繋がらずこれは大変と

いう感じでした。ふと先日の地震でコンセント抜けが起こったこと

を思い出し、switching HUB のファンの音が聞こえるか聞いてみ

ると静かだということで、電源を確認させると地震で抜けたコンセ

ントが再度抜けていました。電源を入れるとすべて順調に動きだ

しました。このような、物理的なネットワークの切断は、起こるも

のだと考えておいた方がいいようです。

社保総括表の修正は、10時半に油井コンサルティングに連絡し

12時には原因が判明しましたが、修正出力が終了したのは、

17時でした。データ移植に伴う過誤でした。サンヨーメディコムで

政府管掌保険が8桁処理されていたものが、そのままドクターソ

フトに移植されたため、ドクターソフトが社保として取り扱ったもの

でした。

まずは、めでたし、めでたしです。9月6日にレセプトを提出しまし

た。

レセプト発行に伴い生じた問題

1 ドクターソフトに関係のない問題

  1. 6 clientからの入力で、入力担当者により間違いが生じた。

    医療費請求に習熟した職員から、初めて医療費請求に関

    わる職員まで、複数の職員が入力に関わったため入力業

    務内容に個人差が生じるとともに、様々な間違いが混在し

    て生じた。

    これは、事前に予測されたことで、レセプトチェックをし、

    間違いを全員で理解し、これからの入力にフィードバック

    する事で、改善していく予定です。

  2. 政府管掌保険番号がデータ移植時に正しく移植されておら

    ず、このことが社保総括表を出力された際に判明しました。

    データ移植時の過誤が判明し、この問題は解消されました。

  3. 大阪府で規格統一されていると考えていた、国保府内、国保

    府外総括表用紙が、サンヨーメディコムのものと、医師会経

    由で入手したものとで異なり、医師会経由で入手した薄手の

    用紙では、レーザープリンターでの印字が困難でした。このた

    め印字レイアウトの変更が必要となりました。

2 ドクターソフトに関係した問題

  1. 精密眼底のすぐ下方に、眼底カメラが、その下方にフィルム

    量が記載されないと、正しく印字できないことなど、ドクター

    ソフトのマニュアルには記載はあるものの、入力方法を遵守

    しなくとも入力可能な事項に関して、レセプト印字時点で正し

    く印字できず、修正が必要であった項目が複数存在しました。

 

ドクターソフトの府内総括表、府外総括表、老人一部負担金請求

書の印字設定は、当院で設定したものを使えば、他の診療所でも

問題なく稼働することになりました。

定型用紙の入手は、来週からの課題です。

レセプト関係の処理が一応終了したので、来週からは、紹介状

紹介状の返事などの書類作成に関して、DRSをどのように使って

いくか、具体的に一旦入力されたデータの再利用に付き検討実用

していきます。

user interface の作成、熟成は継続的な課題です。

まずは、業務内容が単純なコンタクトの患者さんの管理用の

template を作成する予定です。